アダラートは多めの水で服用しよう

高血圧などの症状を治療する医薬品であるアダラートは、服用の際に医師や薬剤師から服用方法の説明を受ける必要があります。
例えば妊娠20週未満の妊婦がアダラートを服用すると胎児の健康を害するリスクがあるとされていますし、過度に血圧の低い人や、血液透析療法をしている人などには投与することができません。
こうした「使用上の注意」を知らないままに服用をしてしまうと、本来発揮されるはずだった効果が発揮されなくなってしまったり、場合によってはひどい副作用が起きることもあります。
そのためアダラートを飲む際には必ず使用上の注意を順守しなくてはならないのですが、多くの人が見落としがちなポイントが「多めの水で服用する」という部分です。
特に薬を飲み慣れている人などは少ない水で薬を服用する癖が付いている人もいるのですが、アダラートの場合は多めの水で飲むということが原則です。
ではどうして多めの水で飲まなくてはならないのかというと、これはアダラートの構造が関係しています。
通常の錠剤は胃の中で崩壊して薬の成分を体に吸収させますが、アダラートは胃から消化管下部へ移動しながらゆっくりとゲル化するという性質があります。
これによって錠剤が通過する部分の水分量に合わせて有効成分の溶出量を調整するということができるようになっているのですが、服用時に飲む水があまりにも少なすぎると、水分量による調整がうまくいかなくなることがあるのです。
本来であればゆっくりと効果が発揮されて長時間持続するのかアダラートの特徴となるのですが、水が少なすぎると、本来想定されている効果が発揮されないまま排出されてしまうこともあります。
そのため服用時には必ず普段よりも多めの水で飲むということを心掛けてください。

▼お薬を飲むときは必ず用法・用量を調べましょう
メインテート服用前に副作用をチェック